でも、最近の若者は「はい、チーズ。」とも言うようです。さらにチーズをロシア語訳して「はい、スィール。」と言う場合もあります。(スィールでも、口の形は笑ったようにちゃんとなりますが。)でも、これらは一般的ではないようです。
偉大な家族の肖像画を取る方法
笑わない場合もあります。「どうして?」と尋ねたら「伝統的に。」とか、「写真は貴重なものなので、笑ったりしてふざけず、まじめな態度でのぞむべきだ。」
とか、「顔の表情より、ポーズのほうが大事で、突っ立ったりせず、足を組んだり手に何か持ったり、隣りにいる人の肩を抱いたりする。」・・・ということでした。
確かに自分のことはモデルと思っているんじゃないか、というような決めたポーズを取る人が多いです。
真っ正面から撮る写真は証明写真みたいで、あまり、うけないようです。わざと斜め45度で記念写真を撮ってもらったり・・・。
どのようにキャンバスに油絵の具へ
それから、ヨーロッパでよく言われる「小鳥が出ますよー。」は、ベラルーシでも言います。でも最近はあまり言わないそうです。
そもそもこれは何かと言うと、昔のカメラ・・・というより写真機は、大きい箱のような形と大きさで、レンズに蓋がついていて、それをカチャと外して1分だか2分だか被写体の人は微動だにしてはいけませんでしたよね? その後、パカっと蓋を閉めていたはずです。
どのように簡単な折り紙の鳥を作るのですか
被写体が大人だったらいいのですが、子どもだと、動いてしまったりすることがあるので、
「この蓋を開けるとね、小鳥が箱の中から出るからね、じーっと、よく見といてね。」
と騙して写真を撮っていたそうです。それで、小鳥が出ますよ、と言うようになった・・・・・とベラルーシ人は説明してくれました。
でも、最近はそんな小鳥が隠れていそうな大きいカメラはないので、「小鳥が出ますよ。」もあまり言わなくなったそうです。
それにこの言葉自体が小さい子どもに言う言葉なので、大人に向かって言うと「子どもっぽい。」「ちょっと失礼ねえ。」と思われてしまう可能性もあるそうです。ジョークの分かる相手や友達なら、かまわないのでしょうが。
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